武蔵野北 入試当日

昨日の初夏のような天気から一転、朝からつめたい雨。

ふみ武蔵野北 一般入試当日。

好子は朝から弁当を作り、7時過ぎに送り出す。

 

こたつでひと眠りして、いたがきが10時に入っているので

起きてきた時から様子が変。

 

「ふみに一年間してきたことは無駄だった」

「あいつは全く感謝していない」

「ふみはおとうさんがいればいいんだ」等々。

そのまま返事もせずに出かけていく。

 

忘れた頃にやってくる、

なんだかよく分からないがやけに攻撃的なターン。

試験が終わったら切り替えろ、とか

バスは吉祥寺行きでも三鷹行きでもどっちでもいいからね、とか

ずーっと言い続けてるから、ふみも「はいはい」という感じで。

それが気に入らなかったらしい。

俺が「ぼちぼちやれよ」と言ったらそれには返事をしたとかで。

あ〜もう勘弁しろよ。俺が悪いのかよ。

 

これがこういう病気だ、というのは分かってる。

でも何年経っても気持ちがついていけない時がある。

 

ご機嫌とるのも疲れたよ。

もう一人でぐるぐる回ってろ!